山口県の感染症週報

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令和6年(2024年)第29週

令和6年7月15日〜7月21 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(岩国1、周南1)第27週追加 1例(下関)
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(下関)
【5類感染症】
侵襲性インフルエンザ菌感染症:1例(下関)
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(周南)
梅毒:2例(下関1、宇部1)

定点把握疾患
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数は増加しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、周南、防府、山口、宇部、萩で発生が多い状況です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:宇部で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:宇部(10週目)]
手足口病:県全体で警報レベルが継続しています。下関、岩国、柳井、周南、防府、山口、宇部、萩で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:下関(6週目)、岩国(4週目)、柳井(6週目)、周南(4週目)、防府(6週目)、山口(6週目)、宇部(5週目)、萩(2週目)]
ヘルパンギーナ:周南で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(3週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数は  こちら
トピックス
新型コロナウイルス感染症について:今後、夏季休暇中の人流の活発化などにより、さらなる感染拡大が懸念されます。「手洗い」や「換気」、「場面に応じたマスク着用」などの基本的な感染対策に取り組みましょう。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
インフルエンザA(3例):インフルエンザA/H1pdm09 亜型(うがい液:第27週採取)、インフルエンザA/H1pdm09 亜型(咽頭ぬぐい液:第27週採取)、インフルエンザA/H1pdm09 亜型(咽頭ぬぐい液:第29週採取)
SFTS疑い(2例):SFTSウイルス(血液:第27週採取)、SFTSウイルス(血液:第28週採取)
腸管出血性大腸菌感染症(1例):O26:H11 VT1産生(ふん便:第28週採取)
ヘルパンギーナ(1例):エプスタインバーウイルス(咽頭ぬぐい液:第26週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名26週27週28週29週
インフルエンザ5145150
新型コロナウイルス感染症3574588721047
RSウイルス感染症120160133113
咽頭結膜熱151076
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎175150166121
感染性胃腸炎190180177109
水痘3612
手足口病411574744587
伝染性紅斑11200
突発性発しん20131613
ヘルパンギーナ9812913196
流行性耳下腺炎4020
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎0123
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎54105
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症34
性器ヘルペスウイルス感染症20
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症11
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症34
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。