山口県の感染症週報

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平成24年第8週

平成24年(2012年)2月20日〜2月26 日

◇【2類感染症】
結核: 第7週追加:6例(下関2例、岩国1例、宇部3例)。 第8週:2例(下関、宇部)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第8週:1例(山口 O26;VT1)。

◇【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症: 第7週追加:1例(宇部)。
梅毒: 第8週:1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者報告数は3週連続して減少していますが、警報レベルが続いています。 すべての地域で流行しており、宇部は注意報レベル、その他の地域は警報レベルです。 迅速検査では、A型陽性1535例、B型陽性52例、A型B型陽性1例、臨床診断135例でした。 また当所で、第7〜8週の検体についてPCR検査を行った結果、A/H3(香港型)が5例、B型が3例、A/H3(香港型)B型共に陽性が1例検出されています。
【警報レベル=下関(5週目)、周南(9週目)、萩(5週目)、柳井(6週目)、山口(6週目)、長門(6週目)、岩国(6週目)、防府(6週目)】 【注意報レベル=宇部(6週目)】

RSウイルス感染症: 萩、長門では他地域と比較して多くみられます。

伝染性紅斑: 周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(6週目)】

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル=長門(12週目)】

マイコプラズマ肺炎: 一旦減少していましたが、今週は11例報告がありました。特に防府からの報告が多くみられます。

◇ 平成24年3月29日 に報告数の修正がありました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名5週6週7週8週
インフルエンザ3563325727141723
RSウイルス感染症53473346
咽頭結膜熱103108
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎137161134133
感染性胃腸炎324318339385
水痘1121047475
手足口病0325
伝染性紅斑17232323
突発性発しん28232930
百日咳0000
ヘルパンギーナ0000
流行性耳下腺炎19232126
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎5232
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎17611
無菌性髄膜炎0001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症13
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症5
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症53
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症12
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。