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概要
感染症発生動向
感染症発生動向調査
 
  山口県の感染症週報(平成18年第23週)

平成18年(2006年)6月5日〜6月11 日

○全数把握疾患

  • 1,2類感染症:報告はありませんでした。
  • 3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 2例(柳井 O26 VT1(+),周南 O111 VT1,2(+))
  • 4類感染症:レジオネラ症 1例(下関)
  • 5類感染症:後天性免疫不全症候群 1例(宇部)

○定点把握疾患

  • 引き続き感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が、例年より多い報告数でした。
  • 第15週からヘルパンギーナが増加しています。夏季に増加が認められますので、今後の動向に注意が必要です。
  • 感染性胃腸炎は減少しましたが、依然多い報告数でした。特に、萩、長門、岩国、山口地域で多い報告数でした。法以外の定点報告によると、細菌性のものが多いようです。
麻しん(はしか)が関東地域で流行しています。今後、全国に広がることが心配されますので、警戒が必要です。
定点把握疾患(報告数)
疾患名20週21週22週23週
インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザを除く)6675
RSウイルス感染症66313
咽頭結膜熱22484334
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎106148103106
感染性胃腸炎407404408362
水痘8110112395
手足口病4131210
伝染性紅斑36261918
突発性発しん51365537
百日咳0000
風しん0000
ヘルパンギーナ87112146163
麻しん(成人麻しんを除く)0000
流行性耳下腺炎1319115297
急性出血性結膜炎0001
流行性角結膜炎1181410
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1226
成人麻しん0000
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名5月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症4
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症72
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症2

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。