予防接種スケジュール
- 水痘ワクチン(水ぼうそう)
平成26年10月より新たに定期接種に加わりました。
対象者は、生後12月から36月に至るまでの者です(3歳の誕生日の前日まで)。
初回接種後、3カ月以上の期間をあけて追加接種をします(計2回)。
経過措置として(平成27年3月31日まで)、未接種の場合、
生後36月に至った日の翌日から生後60月に至るまで
(5歳の誕生日の前日まで)の間に、1回の接種が可能です。
水痘(厚生労働省のQ&A)
- 肺炎球菌ワクチン(成人)
平成26年10月より新たに定期接種に加わりました。
ワクチンは、23価多糖体ワクチンで、小児の定期接種に使用されるものとは異なるワクチンです。
接種は1回です。過去に接種を受けたことがある人は対象外です。
当該年度に65歳となる人が定期接種の対象ですが、経過措置として、
70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳、101歳以上の人も対象となっています。
101歳以上の人は、平成26年度のみです。
肺炎球菌感染症(高齢者)(厚生労働省のQ&A)
- 肺炎球菌ワクチン(小児)
平成25年度より新たに定期接種に加わりました。
対象者は、生後2月から60月に至るまでの者です(5歳の誕生日の前日まで)。
標準的には、生後2ヶ月以上7ヶ月未満に開始し、4回接種をします。
開始年齢により、接種回数が異なります。
平成25年11月1日より、定期予防接種で使用さ れるワクチンが
「プレベナー(沈降7価肺炎球菌結合型ワクチン)」から
「プレベナー13(沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン)」に変更されます。
「小児用肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&A」
厚生労働省
- DPT-IPV
ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオの混合ワクチンで、接種回数は4回です。
OPV(生ポリオワクチン)を1回接種している場合は、IPV(不活化ポリオワクチン)をあと3回接種します。
IPVとDPT-IPVは、原則として、接種を開始した方を使用して接種を完了します。
- 麻疹、風疹、MRワクチン
中学1年生・高校3年生相当年齢を対象とする接種(3期・4期)は、平成24年度で終了しました。
- 日本脳炎ワクチン
平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれで4回の接種が終わっていない方は、
20歳未満であれば接種を受けることができます。
- 結核(BCG)
生後1歳に至るまでの間(1歳の誕生日の前日まで)に接種します。
標準的な接種時期は、生後5〜8ヵ月齢です。
- Hib(ヒブワクチン)
平成25年度より新たに定期接種に加わりました。
対象者は、生後2月から60月に至るまでの者です(5歳の誕生日の前日まで)。
標準的には、生後2ヶ月以上7ヶ月未満に開始し、4回接種をします。
開始年齢により、接種回数が異なります。
- HPV(子宮頸がんワクチン)
平成25年度より新たに定期接種に加わりました。
標準的な接種時期は、中学1年生相当年齢です。3回接種をします。
平成25年6月14日より、積極的な勧奨を差し控えていますが、
接種は今までと同じように受けることができます。
接種をご希望の方は医療機関にお尋ねください。(
一般向リーフレット)
ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種の対応について(勧告)厚生労働省
定期予防接種は、無料で受けることができます(高齢者のインフルエンザ予防接種、
肺炎球菌予防接種は、一部自己負担あり)。
定期予防接種の対象者(対象年齢)以外が接種を受ける場合は、任意接種となり、
自費で受けることとなります。また、定期予防接種にはなりませんが、
乳幼児によくある感染症で有効なワクチンがあるものがあります
(流行性耳下腺炎、
ロタウイルス胃腸炎など)。
予防接種をうけたい場合は、かかりつけ医にお尋ねになるか、
やまぐち医療情報ネット
で医療機関をお探しください。
定期予防接種事業については、市・町の担当部署(保健センターなど)にお尋ねください。