平成18年(2006年)5月29日〜6月4
日
○全数把握疾患
- 1,2,3,4,5類感染症:報告はありませんでした。
○定点把握疾患
- 感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が、例年より多い報告数でした。
- 引き続きヘルパンギーナが増加しています。夏季に増加が認められますので、今後の動向に注意が必要です。
- 流行性耳下腺炎、流行性角結膜炎が再び増加しました。流行性耳下腺炎は特に岩国、長門地域で多く、流行性角結膜炎は特に宇部地域で多い報告数でした。
- 感染性胃腸炎は、先週と同程度の報告数でした。特に、萩、長門、岩国、山口地域で多い報告数でした。法以外の定点報告によると、細菌性のものが多いようです。
*麻しん(はしか)が関東地域で流行しています。今後、全国に広がることが心配されますので、警戒が必要です。
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定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 19週 | 20週 | 21週 | 22週 |
インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザを除く) | 13 | 6 | 6 | 7 |
RSウイルス感染症 | 3 | 6 | 6 | 3 |
咽頭結膜熱 | 41 | 22 | 48 | 43 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 112 | 106 | 148 | 103 |
感染性胃腸炎 | 375 | 407 | 404 | 408 |
水痘 | 140 | 81 | 101 | 123 |
手足口病 | 6 | 4 | 13 | 12 |
伝染性紅斑 | 23 | 36 | 26 | 19 |
突発性発しん | 41 | 51 | 36 | 55 |
百日咳 | 0 | 0 | 0 | 0 |
風しん | 0 | 0 | 0 | 0 |
ヘルパンギーナ | 46 | 87 | 112 | 146 |
麻しん(成人麻しんを除く) | 0 | 0 | 0 | 0 |
流行性耳下腺炎 | 123 | 131 | 91 | 152 |
急性出血性結膜炎 | 1 | 0 | 0 | 0 |
流行性角結膜炎 | 19 | 11 | 8 | 14 |
クラミジア肺炎(オウム病を除く) | 0 | 0 | 0 | 0 |
細菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
マイコプラズマ肺炎 | 3 | 1 | 2 | 2 |
成人麻しん | 0 | 0 | 0 | 0 |
無菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 5月 |
性器クラミジア感染症 | 27 |
性器ヘルペスウイルス感染症 | 14 |
尖圭コンジローマ | 5 |
淋菌感染症 | 4 |
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 | 72 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | 14 |
薬剤耐性緑膿菌感染症 | 2 |
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全国的な感染症の情報は、
国立感染症研究所感染症情報センターの
感染症発生動向調査週報
を御覧下さい。
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