山口県の感染症週報

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令和6年(2024年)第6週

令和6年2月5日〜2月11 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:6例(下関1、周南2、防府2、宇部1)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(下関)
【4類感染症】
レジオネラ症:1例(下関)
【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(防府)
梅毒:3例(下関1、周南1、山口1)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で警報レベルが継続しています。新たに宇部で警報レベル、長門、萩で注意報レベルとなりました。岩国、柳井、周南、防府、山口で警報レベルが継続しています。下関で注意報レベルが継続しています。 [警報レベル:岩国(9週目)、柳井(13週目)、周南(10週目)、防府(16週目)、山口(21週目)、宇部(1週目)] [注意報レベル:下関(5週目)、長門(1週目)、萩(1週目)]
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
咽頭結膜熱:岩国、防府で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:岩国(4週目)、防府(13週目)]
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:岩国、宇部で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:岩国(15週目)、宇部(4週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
 県内で劇症型溶血性レンサ球菌感染症の発生がありました。国立感染症研究所HPにおいては、2023年7月以降のA群溶血性レンサ球菌による劇症型溶血性レンサ球菌感染症の50歳未満を中心とした報告数の増加について周知されています。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
インフルエンザA型:インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(咽頭ぬぐい液:第6週採取)
インフルエンザB型(2例):インフルエンザウイルスB(ビクトリア系統)(咽頭ぬぐい液:第5、6週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名3週4週5週6週
インフルエンザ1164103113221557
新型コロナウイルス感染症92210981059858
RSウイルス感染症0213
咽頭結膜熱46425230
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎182203219238
感染性胃腸炎345271275273
水痘5151
手足口病3142
伝染性紅斑0010
突発性発しん1281212
ヘルパンギーナ1010
流行性耳下腺炎0100
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎21162
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0100
マイコプラズマ肺炎0120
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名1月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症11
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症16
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症50
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。