山口県の感染症週報

週報概要はこちら

令和6年(2024年)第41週

令和6年10月7日〜10月13 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:1例(萩)
【4類感染症】
E型肝炎:1例(防府)
レジオネラ症:1例(宇部)
【5類感染症】
梅毒:第40週追加1例(周南)
破傷風:1例(防府)
百日咳:3例(周南1、山口1、宇部1)

定点把握疾患
インフルエンザ:山口で発生が多い状況です。
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数は減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:防府、萩で発生が多い状況です。
手足口病:県全体で警報レベルが継続しています。下関、岩国、柳井、周南、防府、宇部、長門、萩で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:下関(18週目)、岩国(16週目)、柳井(18週目)、周南(16週目)、防府(18週目)、宇部(17週目)、長門(6週目)、萩(14週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数は  こちら
トピックス
・マイコプラズマ肺炎については、全国の基幹定点医療機関当たりの週毎の報告数が、平成11年以降最も多い状況となっています。県内でも岩国、山口、宇部、長門、萩で報告があります。感染予防対策には手洗いの励行や咳エチケット等の感染予防策が大切です。 (厚生労働省ホームページ

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
インフルエンザA(3例):インフルエンザA/H1 pdm09亜型(咽頭ぬぐい液:第40週採取(2例)、うがい液:第41週採取(1例))
急性脳炎(1例):ヒトヘルペスウイルス6(尿:第37週採取)
ヘルパンギーナ(1例):コクサッキーウイルスA5(咽頭ぬぐい液:第37週採取)
手足口病(1例):ヒトヘルペスウイルス6(咽頭ぬぐい液:第38週採取)
SFTS疑い(1例):SFTSウイルス(血清:第38週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名38週39週40週41週
インフルエンザ15126629
新型コロナウイルス感染症19420215290
RSウイルス感染症751016
咽頭結膜熱1553
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎988086126
感染性胃腸炎8392106122
水痘2312
手足口病439336342389
伝染性紅斑0002
突発性発しん15151116
ヘルパンギーナ21182129
流行性耳下腺炎2211
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3121
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎551212
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症13
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症28
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第40週)← →次週(第42週)


病原体情報

2024年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。