山口県の感染症週報

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令和6年(2024年)第38週

令和6年9月16日〜9月22 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:3例(下関1、山口1、宇部1)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:5例(宇部5)第35週追加1例(宇部)
【4類感染症】
SFTS:1例(防府)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症:1例(宇部)
梅毒:2例(岩国1、柳井1)第37週追加1例(下関)

定点把握疾患
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数は減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
手足口病:県全体で警報レベルが継続しています。下関、岩国、柳井、周南、防府、山口、宇部、長門、萩で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:下関(15週目)、岩国(13週目)、柳井(15週目)、周南(13週目)、防府(15週目)、山口(15週目)、宇部(14週目)、長門(3週目)、萩(11週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数は  こちら
トピックス
・第37週時点で、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の今年の報告数が13例となり、過去最多であった昨年の報告数(12例)をさらに上回りました。国内でも1999年の統計開始以降で最多となっています。 (県健康増進課ホームページ

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
急性脳炎(4例):パレコウイルス5、アデノウイルス31、コクサッキーウイルスA6(便、鼻汁:第34週採取)、エコーウイルス3(便:第34週採取)、サイトメガロウイルス、ヒトヘルペスウイルス6、アデノウイルス1、パレコウイルス1(便:第33週採取、咽頭ぬぐい液、尿:第34週採取)、RSウイルス、アデノウイルス2、サイトメガロウイルス(咽頭ぬぐい液:第35週採取)
咽頭結膜熱(1例):ヒトヘルペスウイルス6(鼻汁:第35週採取)
ヘルパンギーナ(1例):コクサッキーウイルスA5(咽頭ぬぐい液:第34週採取)
手足口病(2例):パレコウイルス1、コクサッキーウイルスA16(咽頭ぬぐい液:第34週採取)、コクサッキーウイルスA16(咽頭ぬぐい液:第34週採取)
感染性胃腸炎(2例):アデノウイルス2、パレコウイルス1(腸内容物:第32週採取)、パレコウイルス1(便:第32週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名35週36週37週38週
インフルエンザ273715
新型コロナウイルス感染症455290242194
RSウイルス感染症3436227
咽頭結膜熱0421
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎88728398
感染性胃腸炎8211510383
水痘26212
手足口病340373491439
伝染性紅斑0000
突発性発しん14182115
ヘルパンギーナ65375021
流行性耳下腺炎0012
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1213
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0010
マイコプラズマ肺炎3875
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症32
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症2
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。