山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成25年第16週

平成25年(2013年)4月15日〜4月21 日

【2類感染症】
結核:2例(宇部1、長門1)。

【4類感染症】
重症熱性血小板減少症候群(SFTS):1例。 本県における2例目の確認です(4類感染症となって1例目)。 (記者配布資料

【5類感染症】
風しん:1例(岩国)。 山口県での報告は本年2例目ですが、首都圏等で多発しており、注意が必要です。

侵襲性肺炎球菌感染症:1例(宇部)。 本年度より5類感染症に追加され、全数把握対象となった疾患です。(届出基準

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は、先週より増加しました。岩国で警報レベルが続いているほか、 山口、周南が注意報レベルとなりました。 迅速検査結果は、A型51例、B型411例で、臨床診断が23例でした。
[警報レベル:岩国(14週目) 注意報レベル:山口(1週目)、周南(1週目)]

感染性胃腸炎: 周南で警報レベルが続いています。
[警報レベル:周南(5週目)]

水痘: 岩国からの報告が増え、注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:岩国(1週目)]

その他

感染症法の届出以外では、 ロタウイルスによる胃腸炎の報告が増加しています。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら


定点把握疾患(報告数)
疾患名13週14週15週16週
インフルエンザ741467310485
RSウイルス感染症19261814
咽頭結膜熱810910
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎156112117126
感染性胃腸炎434364385384
水痘122959697
手足口病7333
伝染性紅斑2112
突発性発しん34373641
百日咳0001
ヘルパンギーナ41165
流行性耳下腺炎6414
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2303
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2801
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名3月
性器クラミジア感染症16
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症1
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症59
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症13
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第15週)← →次週(第17週)



病原体情報

平成25年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。