山口県の感染症週報

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平成25年第13週

平成25年(2013年)3月25日〜3月31 日

◇【2類感染症】
結核: 第11週追加:1例(山口)。 第12週追加:1例(周南)。 第13週:3例(岩国2、柳井1)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第13週:1[周南(O26 VT1)]。

定点把握疾患

インフルエンザ: 全ての地域で報告数が減少しましたが、岩国ではまだ多く、 山口、周南でもやや多くみられます。 迅速検査結果は、A型82例、B型606例、A型B型共に陽性4例で、 臨床診断が38例でした。 【警報レベル=岩国(11週目)、周南(10週目) 注意報レベル=山口(12週目)】

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口、防府で多い状況です。
【警報レベル=山口(10週目)】

感染性胃腸炎: 県全体では横ばい状況ですが、山口で増加しており、萩、周南で警報レベルにあります。
【警報レベル=萩(6週目)、周南(2週目)】

水痘: 県全体では横ばい状況ですが、萩、岩国、宇部で増加しています。
【注意報レベル=萩(新)、岩国(2週目)、宇部(新)】

その他

感染症法の届出以外では、ロタウイルスによる胃腸炎の報告がやや多くなっています。例年3〜4月に多い疾患です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

4月5日、インフルエンザの追加報告数があり、数値を変更しました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名10週11週12週13週
インフルエンザ131712051179741
RSウイルス感染症40553019
咽頭結膜熱31278
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎137142164156
感染性胃腸炎464515502434
水痘11586125122
手足口病2207
伝染性紅斑2142
突発性発しん39304534
百日咳0000
ヘルパンギーナ0114
流行性耳下腺炎101086
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3432
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎7312
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症9
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。