山口県の感染症週報

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平成25年第12週

平成25年(2013年)3月18日〜3月24 日

◇【2類感染症】
結核: 第11週追加:1例(岩国)。 第12週:4例(周南2、防府、宇部)。

◇【4類感染症】
レジオネラ症: 第12週:1例(宇部)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は横ばいの状況で推移しています。 地域別では宇部、長門、萩では定点あたり10を下回っていますが、その他の地域では引き続き流行が続き、 特に岩国、山口からの報告が目立ちます。 迅速検査では、A型178例、B型932例、A型B型共に陽性4例、臨床診断65例で、B型が約8割を占めています。 また当所で、第9、10、11週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が3例、B型が11 例、AH1pdmが5例検出されています。 【警報レベル=岩国(10週目)、周南(9週目)、柳井(9週目)。 注意報レベル=山口(11週目)、防府(10週目)、下関(新)。】

感染性胃腸炎: 周南、萩からの報告が目立ちます。周南は新たに、萩は引き続き警報レベルです。
【警報レベル=周南(新)、萩(5週目)】

水痘: 柳井、岩国、防府、周南からの報告が目立ちます。柳井、岩国、防府は注意報レベルとなりました。
【注意報レベル=柳井(新)、岩国(新)、防府(新)】

その他

・ロタウイルスによる胃腸炎の報告がやや多くなっています。例年3月頃から増加し、ピークは4月頃となっていますので今後の動向に注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名9週10週11週12週
インフルエンザ1386131712051179
RSウイルス感染症41405530
咽頭結膜熱83127
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎126137142164
感染性胃腸炎460464515502
水痘8911586125
手足口病0220
伝染性紅斑2214
突発性発しん29393045
百日咳0000
ヘルパンギーナ3011
流行性耳下腺炎710108
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2343
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1731
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症9
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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