山口県の感染症週報

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平成24年第30週

平成24年(2012年)7月23日〜7月29 日

◇【2類感染症】
結核: 第29週追加:1例(岩国)。 第30週:9例(岩国3例、柳井1例、周南5例)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第29週追加:1例〔下関 O157;VT1VT2(下関市内の福祉施設での集団発生)〕。 第30週:1例(下関 O111;VT1)

◇【4類感染症】
レジオネラ症: 第30週:2例(下関、山口)。

定点把握疾患

咽頭結膜熱: 長門は再び警報レベルです。
【警報レベル=長門(新)】

伝染性紅斑: 萩は警報レベルが続いていましたが、今週警報レベルの終息基準値を下回りました。

ヘルパンギーナ: 第28週をピークに減少しています。 多くの地域では減少傾向がみられますが、長門は増加しています。
【警報レベル=長門(4週目)、山口(5週目)、周南(6週目)、萩(4週目)、防府(7週目)】

流行性耳下腺炎: 萩と柳井からの報告が目立ちます。特に萩は急増し今週警報レベルとなりました。
【警報レベル=萩(新)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数は多く12例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名27週28週29週30週
インフルエンザ0100
RSウイルス感染症2118
咽頭結膜熱1571021
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎1121035582
感染性胃腸炎214201144182
水痘3220299
手足口病9827
伝染性紅斑1629139
突発性発しん46463145
百日咳5221
ヘルパンギーナ313370237208
流行性耳下腺炎24321232
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4355
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1810912
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症19
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症56
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症18
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。