山口県の感染症週報

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平成24年第29週

平成24年(2012年)7月16日〜7月22 日

◇【2類感染症】
結核: 第26週追加:3例(いずれも下関)。 第27週追加:1例(下関)。 第28週追加:8例(下関4例、岩国1例、柳井1例、山口2例)。 第29週:1例(山口)

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第29週:3例〔いずれも宇部(うち2例は共通食あり) O157;VT1VT2型 2例、O157;VT2 1例〕。

◇【5類感染症】
風しん: 第29週:1例(岩国)。
※特に東京都や大阪府などで報告数が多くなっています。

定点把握疾患

伝染性紅斑: 萩は警報レベルが続いています。
【警報レベル=萩(6週目)】

ヘルパンギーナ: 第28週をピークに減少しています。地域別では長門、山口、周南、萩からの報告が目立ちます。 当所の検査では、コクサッキーウイルスA2型が5例、コクサッキーウイルスA4型が1例検出されています。
【警報レベル=長門(3週目)、山口(4週目)、周南(5週目)、萩(3週目)、防府(6週目)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数は多く9例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名26週27週28週29週
インフルエンザ0010
RSウイルス感染症2211
咽頭結膜熱715710
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎16011210355
感染性胃腸炎225214201144
水痘27322029
手足口病6982
伝染性紅斑21162913
突発性発しん45464631
百日咳3522
ヘルパンギーナ258313370237
流行性耳下腺炎24243212
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2435
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎318109
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症19
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症56
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症18
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。