山口県の感染症週報

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平成24年第24週

平成24年(2012年)6月11日〜6月17 日

◇【2類感染症】
結核: 第20週追加:1例(萩)。 第21週追加:1例(下関)。 第23週追加:3例(下関2例、山口)。 第24週:5例(岩国3例、柳井、長門)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第24週:2例(いずれも下関 O146;VT2、O103;VT型不明)。

◇【5類感染症】
アメーバ赤痢: 第24週:1例(防府)。
後天性免疫不全症候群: 第23週追加:1例(下関)。

定点把握疾患

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 例年と同程度で推移しています。周南、萩は他地域と比較して多くみられます。
【警報レベル=萩(3週目)】

伝染性紅斑: 萩は今週警報レベルとなりました。
【警報レベル=萩(新)】

ヘルパンギーナ: 急増しています。すべての地域で増加し、防府は今週警報レベルとなりました。 当所の検査では、コクサッキーA2型が検出されています。 例年夏季に流行する疾患ですので今後の動向に注意が必要です。
【警報レベル=防府(新)】

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いていますが、減少傾向がみられます。
【警報レベル=長門(28週目)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数は6例でした。横ばい状況で推移しています。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名21週22週23週24週
インフルエンザ1426100
RSウイルス感染症4633
咽頭結膜熱1717812
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎156179110131
感染性胃腸炎394379325339
水痘81715548
手足口病43109
伝染性紅斑12191911
突発性発しん35534739
百日咳6222
ヘルパンギーナ203542118
流行性耳下腺炎35482422
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1143
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1010
マイコプラズマ肺炎9596
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名5月
性器クラミジア感染症29
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症42
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症2

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。