山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

平成24年第13週

平成24年(2012年)3月26日〜4月1 日

◇【2類感染症】
結核: 第10週追加:1例(山口)。 第11週追加:1例(周南)。 第12週追加:3例(下関2例、山口)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者報告数は8週連続して減少しています。 迅速検査では、A型陽性70例、B型陽性94例、臨床診断11例で、B型がA型を上回りました。 萩は2週続けて増加しており、今週再び注意報レベルになりました。
【注意報レベル=萩(新)】

RSウイルス感染症: 長門は他地域と比較して多くみられます。

感染性胃腸炎: 例年と同程度ですが、特に、周南、山口は他地域と比較して多くみられ、周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(3週目)】

伝染性紅斑: 周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(11週目)】

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル=長門(17週目)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数が多く15例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

その他
・ロタウイルスによる胃腸炎の報告が多い状況です。 例年4月頃に多くなっていますので、引き続き注意が必要です。
警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名10週11週12週13週
インフルエンザ662333195175
RSウイルス感染症70486442
咽頭結膜熱145116
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎13311711294
感染性胃腸炎522537589532
水痘70657568
手足口病0100
伝染性紅斑20211118
突発性発しん33313227
百日咳1001
ヘルパンギーナ3124
流行性耳下腺炎33385342
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎12122
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎46615
無菌性髄膜炎0001

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名3月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ7
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症44
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症12
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症1

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ



前週(第12週)← →次週(第14週)



病原体情報

平成24年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。