山口県の感染症週報

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平成24年第12週

平成24年(2012年)3月19日〜3月25 日

◇【2類感染症】
結核: 第11週追加:4例(下関2例、岩国、宇部)。 第12週:1例(下関)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 患者報告数は7週連続して減少しています。 迅速検査では、A型陽性122例、B型陽性61例、臨床診断12例でした。

RSウイルス感染症: 長門は他地域と比較して多くみられます。

感染性胃腸炎: 増加しています。特に、周南、萩、山口は他地域と比較して多くみられ、周南、萩は警報レベルです。
【警報レベル=周南(2週目)、萩(新)】

水痘: 山口は今週注意報レベルとなりました。
【注意報レベル=山口(新)】

伝染性紅斑: 周南は警報レベルが続いています。
【警報レベル=周南(10週目)】

流行性耳下腺炎: 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル=長門(16週目)】

その他
・ロタウイルスによる胃腸炎の報告がやや多い状況です。 例年4月頃に多くなっていますので、注意が必要です。
警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名9週10週11週12週
インフルエンザ1117662333195
RSウイルス感染症62704864
咽頭結膜熱1414511
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎159133117112
感染性胃腸炎481522537589
水痘65706575
手足口病0010
伝染性紅斑16202111
突発性発しん37333132
百日咳0100
ヘルパンギーナ0312
流行性耳下腺炎48333853
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎81212
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎10466
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症12
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症77
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。