山口県の感染症週報

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平成23年第34週

平成23年(2011年)8月22日〜8月28 日

◇【2類感染症】
結核: 第33週追加:1例(長門)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第34週:2例(周南 O111:VT1、下関 O157:VT1VT2)。

◇【5類感染症】
破傷風: 第33週追加:1例(周南)。

後天性免疫不全症候群: 第34週:1例(下関)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 今年は例年より早く増加傾向がみられますので、今後の動向に注意が必要です。

手足口病: 山口県では、第25週時点で 手足口病の流行発生警報の発令 をしています。 第27週をピークに6週連続して減少していましたが、今週はやや報告数が増加しました。 過去4年間の同時期と比較しても多い状況です。 地域別には、萩が再び警報レベルとなり、すべての地域で警報レベルです。
【警報レベル=すべての地域】

伝染性紅斑: 過去4年間の同時期と比較すると、今年は4年ぶりに高い水準で推移しています。
【警報レベル=長門】

流行性耳下腺炎: 警報・注意報レベルの地域はありませんが、過去4年間の同時期と比較すると多い状況が2010年から続いています。

マイコプラズマ肺炎: 下関、周南、宇部からの患者発生報告が続いています。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名31週32週33週34週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症7192329
咽頭結膜熱1411919
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎45523242
感染性胃腸炎120108133148
水痘44553141
手足口病457367197299
伝染性紅斑32262027
突発性発しん40423650
百日咳0100
ヘルパンギーナ37483152
流行性耳下腺炎58464948
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2633
クラミジア肺炎(オウム病を除く)1010
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎88145
無菌性髄膜炎0110

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症25
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症65
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。