山口県の感染症週報

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平成23年第33週

平成23年(2011年)8月15日〜8月21 日

◇【2類感染症】
結核: 第31週追加:1例(周南)。 第32週追加:3例(下関1例、周南2例)。 第33週:3例(下関、周南、防府)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第33週:1例(下関 O145:VT1)。

定点把握疾患

RSウイルス感染症: 今年は例年より早く増加傾向がみられますので、今後の動向に注意が必要です。

手足口病: 山口県では、第25週時点で 手足口病の流行発生警報の発令 をしています。 第27週をピークに6週連続して減少し、報告数はピーク時のおよそ1/7となりました。 地域別には、防府が今週再び警報レベルとなりましたが、 萩は警報レベルの終息基準値を下回りました。
【警報レベル=萩以外のすべての地域】

伝染性紅斑: 過去4年間の同時期と比較すると、今年は4年ぶりに高い水準で推移しています。
【警報レベル=長門】

流行性耳下腺炎: 警報・注意報レベルの地域はありませんが、過去4年間の同時期と比較すると多い状況が2010年から続いています。

マイコプラズマ肺炎: 報告数がやや多くみられる週が続いていますが、 今週は報告数がさらに増加しています。

無菌性髄膜炎: 下関から1例報告がありました。患者は4歳で、原因病原体は不明です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

◇平成23年8月31日、平成23年9月1日に報告数の追加及び訂正がありましたので データの一部を修正しました。


定点把握疾患(報告数)
疾患名30週31週32週33週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症1371923
咽頭結膜熱1714119
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎55455232
感染性胃腸炎119120108133
水痘58445531
手足口病569457367197
伝染性紅斑39322620
突発性発しん44404236
百日咳4010
ヘルパンギーナ65374831
流行性耳下腺炎55584649
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4263
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0101
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎88814
無菌性髄膜炎1011

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症25
性器ヘルペスウイルス感染症3
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症65
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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