・インフルエンザ:
報告数が17例増え22例となりました。地域別には県西部(下関)と県東部(岩国)からの報告が目立ち、
迅速検査では県西部はA型陽性とB型陽性で、県東部はすべてA型陽性です。
・RSウイルス感染症:
第47週から急増しています。例年第47週ごろから急増し、年末年始にピークとなる傾向がありますので
さらに注意が必要です。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:
多い状態が続いています。地域別には、今週下関が警報レベルの開始基準値を上回りました。
【* 警報レベル=山口、下関、萩。】
◇県内流行レベルマップはこちら
・感染性胃腸炎:
第41週以降急増し、第46週に警報レベルの開始基準値を上回ったため
11月26日付けで全県に流行発生警報が発令されました。
今週はやや報告数が減少していますが、定点当たり報告数は依然として20を超えており警報レベルの状態です。
地域別には、今週宇部が
警報レベルの終息基準値を下回りましたが、防府、宇部以外の地域については依然として警報レベルの状態です。
原因病原体としては、
当所の検査でノロウイルスが多く検出されています。
冬季にはウイルス性の感染性胃腸炎が流行しやすいので
ひきつづき注意が必要です。
【* 警報レベル=防府、宇部以外の全地域。】
◇県内流行レベルマップはこちら
・水痘:
平成18年以降の同時期と比較すると多い状況ですので注意が必要です。
地域別には、今週長門が警報レベルの開始基準値を上回り、長門、萩、岩国からの報告が目立ちます。
【* 警報レベル=長門、萩。注意報レベル=岩国。】
◇県内流行レベルマップはこちら
・流行性耳下腺炎:
第31週をピークに長期的には減少していますが、今週は報告数が増加しました。
地域別には、山口の増加が目立ちます。
【* 警報レベル=山口、岩国。】