山口県の感染症週報

平成21年第36週


平成21年(2009年)8月31日〜9月6 日

1、4、5類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核  34週追加 1例(宇部)、  35週追加 3例(山口1、宇部2)  

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症  2例(下関 O157 VT2+、山口 O157 VT1+VT2+)
7月上旬より、毎週患者の発生があります。

新型インフルエンザ

33週追加 1例(周南)合計37例
34週追加 14例(周南11、宇部3)合計48例
35週追加 12例(岩国3、周南5、山口1、宇部3)合計21例
(届出は8月24日(35週)まで)

定点把握疾患

 インフルエンザの報告数は、先週より減少しました。多くの地域で減少・横ばいですが、 下関地域では増加しています。 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等が、下関市・長門市の学校・保育園でなされています。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は、先週より減少しました。岩国でやや多い状態です。

 感染性胃腸炎の報告数は、先週と同程度です。萩でやや多い状態です。

 ヘルパンギーナの報告数は、先週と同程度です。萩で増加し多い状態で、山口・宇部でやや多い状態です。


定点把握疾患(報告数)
疾患名33週34週35週36週
インフルエンザ36758463
RSウイルス感染症1011
咽頭結膜熱4958
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎32446355
感染性胃腸炎122156182178
水痘18161414
手足口病33504532
伝染性紅斑4612
突発性発しん30433552
百日咳0000
ヘルパンギーナ138126112110
流行性耳下腺炎13241017
急性出血性結膜炎0010
流行性角結膜炎2000
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0100
細菌性髄膜炎0100
マイコプラズマ肺炎9577
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症19
性器ヘルペスウイルス感染症4
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症64
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症2

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。