A. 空気感染、飛沫感染、接触感染等風邪と同様ですが、強い感染力があります。 |
A. 典型的な麻しんの症状は、1週間程度の発熱、鼻水、咳などの風邪様症状と全身性発疹です。 潜伏期間は通常約10日間です。通常は、軽快しますが、まれに、肺炎、脳炎等の合併症を生じ、重篤化する場合があります。 |
A. 県内において、今シーズンは、5月24日現在、6件報告されていますが、これまでのところ、流行の兆しはありません。県では、情報収集を行い、必要に応じてお知らせします。 |
A. 定期接種の対象者は、早めに受けることをお勧めします。 また、今シーズンは、全国的に成人麻しん(15歳以上)での流行が報告されていますので、ワクチン未接種でかつ過去に罹患したことがない方は、特に、早急に接種することをお勧めします。 なお、ワクチン接種歴のある方でも、まれに感染することがあります。ご心配であれば、医療機関において免疫がついているか確認されるとよいと思われます。 |
A. 妊娠中に麻しんに罹ると流産や早産を起こす可能性があります。 妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ませんので、流 行した場合は外出を避け感染者に近づかないようにするなどの注意が必要です。 【厚生労働省健康局結核感染症課長通知「麻しん(はしか)に関するQ&Aについて」から引用】 |
A. 麻しん感染防止対策としては、MRワクチンは単独ワクチンと同様の効果が期待されます。 また、麻しんワクチンの替わりにMRワクチンを接種することにより健康への影響 が大きくなることは通常ありません。ただし、MRワクチンは、風しんワクチンも含まれていることから、妊娠している方は接種を避けることはもちろんのこと、妊娠されていない方は、接種後2ヶ月程度の避妊が必要です。おなかの赤ちゃんへの影響を出来るだけ避けるためです。 また、麻しんの単独ワクチンの接種に当たっても、妊娠している方は接種を避けるなど同様の注意が必要です。 【厚生労働省健康局結核感染症課長通知「麻しん(はしか)に関するQ&Aについて」から引用】 |
A. 関東地方を中心にした流行を受けて、県民や教育機関に対する麻しん発生についての注意喚起や予防接種の勧奨、医療機関への患者情報の収集依頼及び麻しんワクチン流通の確保を行っています。 |
A. 他の人にうつさないために、医療機関にあらかじめ電話してから受診し、医師の指示に従ってください。 麻しん患者やその疑いのある者と接触した場合は、保健所に相談してください。 |