山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第37週

令和5年9月11日〜9月17 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:1例(周南)
【4類感染症】
日本紅斑熱:2例(岩国1、柳井1)
レジオネラ症:2例(宇部)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症:1例(防府)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の報告数が増加しました。下関、山口で報告数が増加し、注意報レベルとなりました。宇部で注意報レベルが継続しています。迅速検査診断結果でA型陽性が108例、B型陽性が1例、臨床診断・型不明が521例ありました。 [注意報レベル:下関(1週目)、山口(1週目)、宇部(2週目)]
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が減少しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:下関、防府で発生が多い状況です。
手足口病:周南で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:周南(6週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・9月20日から、新型コロナウイルスワクチンの令和5年秋開始接種が始まりました。(県健康増進課HPに掲載)対象は初回接種を終了したすべての方、使用ワクチンはオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンです。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
腸管出血性大腸菌感染症(4例):O157:H7(VT1+VT2産生)(ふん便:第35週採取)、O103:Hg2(VT1産生)(ふん便:第35週採取)、O111:Hg8(VT1産生)(ふん便:第36週採取)、O111:Hg8(VT1産生)(ふん便:第36週採取)
日本紅斑熱:リケッチアジャポニカ(痂皮:第37週採取)
インフルエンザA型(3例):インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(鼻汁:第36週採取)、インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(咽頭ぬぐい液:第36週採取)、インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(咽頭ぬぐい液:第37週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名34週35週36週37週
インフルエンザ150228462630
新型コロナウイルス感染症1183125211251072
RSウイルス感染症50382620
咽頭結膜熱582519
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎43404749
感染性胃腸炎129129133189
水痘0235
手足口病71808189
伝染性紅斑0010
突発性発しん16131520
ヘルパンギーナ45384252
流行性耳下腺炎1011
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3423
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎1000
マイコプラズマ肺炎0001
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)1000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名8月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ8
淋菌感染症15
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症36
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症2
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。