山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第31週

令和5年7月31日〜8月6 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(下関1、宇部1)、第30週追加 1例(下関)
【5類感染症】
急性脳炎:3例(岩国1、宇部2)
梅毒:1例(山口)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体の報告数が減少しました。(ほぼ横ばい)迅速検査診断結果でA型陽性が42例、臨床診断・型不明が160例ありました。
新型コロナウイルス感染症:県全体の報告数が増加しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、周南、防府、山口、宇部、萩で発生が多い状況です。
手足口病:防府で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:防府(4週目)]
ヘルパンギーナ:柳井、周南、防府、山口で警報レベルが継続しています。 [警報レベル:柳井(2週目)、周南(9週目)、防府(4週目)、山口(8週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら
管轄保健所ごとの定点医療機関数はこちら

トピックス
・厚労省HPにおいて、8月4日に開催された第124回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料が公表されました。

病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
腸管出血性大腸菌感染症:腸管出血性大腸菌O157:H7(VT2産生)(ふん便:第30週採取)
急性脳炎(2例):水痘帯状疱疹ウイルス(髄液、鼻汁:第29週採取)、ヒトヘルペスウイルス6(咽頭ぬぐい液:第29週採取)
インフルエンザA型:インフルエンザウイルスA/H3亜型(咽頭ぬぐい液:第31週採取)
手足口病:コクサッキーウイルスA6、パレコウイルス1(咽頭ぬぐい液:第30週採取)
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスA10(咽頭ぬぐい液:第30週採取)

定点把握疾患(報告数)
疾患名28週29週30週31週
インフルエンザ271130207202
新型コロナウイルス感染症745100412571419
RSウイルス感染症217180109119
咽頭結膜熱4223
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎59506132
感染性胃腸炎171121153123
水痘0542
手足口病135127137174
伝染性紅斑1800
突発性発しん1213139
ヘルパンギーナ179114143123
流行性耳下腺炎14221
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎2013
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎2012
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名7月
性器クラミジア感染症39
性器ヘルペスウイルス感染症9
尖圭コンジローマ10
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症33
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症4
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。