山口県の感染症週報
令和5年(2023年)第30週
令和5年7月24日〜7月30
日
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全数把握疾患
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【2類感染症】
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・結核:3例(下関1、周南1、宇部1)
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【3類感染症】
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・腸管出血性大腸菌感染症:1例(周南)
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【4類感染症】
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・E型肝炎:1例(下関)
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・SFTS(重症熱性血小板減少症候群):1例(宇部)
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【5類感染症】
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・カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症:1例(下関)
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・急性脳炎:1例(山口)
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・侵襲性インフルエンザ菌感染症: 1例(防府)
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・梅毒:4例(下関2、山口1、宇部1)
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定点把握疾患
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・インフルエンザ:萩で報告数が増加し、注意報レベルとなりました。迅速検査診断結果でA型陽性が54例、臨床診断・型不明が153例ありました。
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・新型コロナウイルス感染症:県内すべての地域で報告数が増加しました。臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら。
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・RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、周南、防府、山口、宇部、萩で発生が多い状況です。
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・水痘:防府で報告数が増加し、注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:防府(1週目)]
※※2023.8.7追記
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・手足口病:防府、宇部で警報レベルが継続しています。
[警報レベル:防府(3週目)、宇部(7週目)]
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・ヘルパンギーナ:柳井で報告数が増加し、警報レベルとなりました。周南、防府、山口、宇部で警報レベルが継続しています。
[警報レベル:柳井(1週目)、周南(8週目)、防府(3週目)、山口(7週目)、宇部(5週目)]
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トピックス
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・新型コロナウイルス感染症に関して、夏の感染対策のポイントが、
厚労省HPで示されています。状況に応じて「換気」「手洗い・手指消毒」「マスク着用」を実施するなど、個人が感染予防を心がけることが大切です。
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病原体検出等情報(臨床診断名:検出された病原体)
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・SFTS(重症熱性血小板減少症候群):SFTSウイルス(血液:第30週採取)
・インフルエンザA型:インフルエンザウイルスA/H3亜型(咽頭ぬぐい液:第30週採取)
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定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 27週 | 28週 | 29週 | 30週 |
インフルエンザ | 267 | 271 | 130 | 207 |
新型コロナウイルス感染症 | 586 | 745 | 1004 | 1257 |
RSウイルス感染症 | 304 | 217 | 180 | 109 |
咽頭結膜熱 | 5 | 4 | 2 | 2 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 68 | 59 | 50 | 61 |
感染性胃腸炎 | 145 | 171 | 121 | 153 |
水痘 | 1 | 0 | 5 | 4 |
手足口病 | 125 | 135 | 127 | 137 |
伝染性紅斑 | 0 | 1 | 8 | 0 |
突発性発しん | 17 | 12 | 13 | 13 |
ヘルパンギーナ | 174 | 179 | 114 | 143 |
流行性耳下腺炎 | 2 | 14 | 2 | 2 |
急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
流行性角結膜炎 | 2 | 2 | 0 | 1 |
クラミジア肺炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
細菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
マイコプラズマ肺炎 | 1 | 2 | 0 | 1 |
無菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
感染性胃腸炎(ロタウイルス) | 1 | 0 | 0 | 0 |
月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 6月 |
性器クラミジア感染症 | 33 |
性器ヘルペスウイルス感染症 | 12 |
尖圭コンジローマ | 8 |
淋菌感染症 | 14 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | 34 |
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 | 2 |
薬剤耐性緑膿菌感染症 | 0 |
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病原体情報
2023年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら
全国的な感染症の情報は、
国立感染症研究所感染症疫学センターの
感染症発生動向調査週報
を御覧下さい。
※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。