山口県の感染症週報

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令和3年(2021年)第40週

令和3年10月4日〜10月10 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(下関1例、岩国1例)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(周南)
【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(宇部)
百日咳:1例(山口)
【新型インフルエンザ等感染症】
新型コロナウイルス感染症:38例(下関21例、岩国3例、周南2例、防府4例、山口5例、長門3例)
感染拡大を防ぐため、引き続き感染防止対策の徹底をよろしくお願いします。
 ※()内は届出を受けた保健所

定点把握疾患
RSウイルス感染症:周南、防府で発生が多い状況です。
手足口病:県全体で報告数が増加し、さらなる感染拡大が予想されることから、本日(10/13)警報を発令しました。
[警報レベル:周南(1週目)、防府(4週目)、山口(1週目)、宇部(2週目)]

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トピックス
手足口病が流行していますが、毎年夏期に流行が見られる感染症です。昨年は流行が見られず、今年は秋に流行しています。 県内の医療機関から、ヘルパンギーナと手足口病両方の所見がある症例とヘルパンギーナの所見のみの症例が見られると報告を受けています。

新型コロナウイルス感染症が第41週(10月12日現在)に13例(下関3例、防府2例、山口7例、宇部1例)確認されました。
【累計5,659例】

病原体検出情報
新型コロナウイルス感染症:新型コロナウイルス(検体採取週 第40、41週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名37週38週39週40週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症90683538
咽頭結膜熱6144
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎56104
感染性胃腸炎94868496
水痘7544
手足口病6392168244
伝染性紅斑0300
突発性発しん21142825
ヘルパンギーナ24256791
流行性耳下腺炎3163
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1000
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0100
マイコプラズマ肺炎0001
無菌性髄膜炎0001
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症36
性器ヘルペスウイルス感染症13
尖圭コンジローマ11
淋菌感染症14
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症2
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

2021年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。