山口県の感染症週報

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2019年第9週

2019年2月25日〜3月3 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:2例(柳井、防府)

【5類感染症】
侵襲性肺炎球菌感染症:2例(柳井、宇部)
梅毒:2例(下関、周南)
播種性クリプトコッカス症:1例(宇部)
百日咳:第8週追加 2例(岩国、宇部)
       第9週 17例(岩国15例、山口、宇部)咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で報告数が定点あたり7.77となり、警報終息基準値である10を下回り警報が解除となりましたが、山口では依然として警報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が440例、B型陽性が4例、A型B型共に陽性が1例、臨床診断・型不明が68例ありました。
[警報レベル:山口(8週目)]
RSウイルス感染症:下関、岩国、周南、萩で発生が多い状況です。
流行性角結膜炎:柳井でで警報レベルが続いています。
[警報レベル:柳井(2週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(検体採取週 第6、8週)、インフルエンザウイルスA/H3亜型(検体採取週 第8週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA6型(検体採取週 第7週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名6週7週8週9週
インフルエンザ1833894777513
RSウイルス感染症53395659
咽頭結膜熱1014914
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎108689287
感染性胃腸炎298229336266
水痘34612
手足口病11476
伝染性紅斑17112321
突発性発しん17192018
ヘルパンギーナ0201
流行性耳下腺炎13483
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎55116
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0002
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)3432

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症28
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ4
淋菌感染症6
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症12
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。