山口県の感染症週報
2019年第29週
2019年7月15日〜7月21
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全数把握疾患
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【2類感染症】
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・結核:第28週追加 1例(下関)、第29週 3例(防府2例、宇部1例)
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【4類感染症】
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・重症熱性血小板減少症候群(SFTS):1例(柳井)
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・日本紅斑熱:第28週追加 1例 (周南)
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・レジオネラ症:第28週追加 1例 (周南)
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【5類感染症】
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・カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(下関)
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・百日咳:第27週追加 1例(岩国)、第28週 6例(岩国4例、周南1例、宇部1例)、第29週 3例(岩国、周南、防府) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。
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定点把握疾患
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・RSウイルス:防府で発生が多い状況です。
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・水痘:岩国で注意報レベルが続いています。柳井で増加し、警報レベルとなりました。
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[注意報レベル:岩国(2週目)、警報レベル:柳井(1週目)]
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・手足口病:先週に比べ減少しましたが、過去5年間の同時期では最も多い状況です。県全体で警報レベルが続いており、注意が必要です。
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[警報レベル:下関(6週目)、岩国(3週目)、柳井(5週目)、周南(6週目)、防府(4週目)、山口(7週目)、宇部(7週目)、長門(3週目)、萩(4週目)]
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・ヘルパンギーナ:県全体で警報レベルが続いており、注意が必要です。
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[警報レベル:周南(2週目)、防府(3週目)、宇部(6週目)、長門(2週目)]
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病原体検出情報
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・重症熱性血小板減少症候群(SFTS):重症熱性血小板減少症候群ウイルス(検体採取週 第29週)が検出されました。
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・日本紅斑熱:リケッチア ジャポニカ(検体採取週 第28週)が検出されました。
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・感染性胃腸炎:ノロウイルスGU.4(検体採取週 第26週)が検出されました。
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定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 26週 | 27週 | 28週 | 29週 |
インフルエンザ | 0 | 0 | 6 | 0 |
RSウイルス感染症 | 10 | 10 | 16 | 18 |
咽頭結膜熱 | 13 | 17 | 17 | 19 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 65 | 44 | 49 | 36 |
感染性胃腸炎 | 191 | 140 | 180 | 120 |
水痘 | 5 | 9 | 10 | 16 |
手足口病 | 519 | 717 | 778 | 601 |
伝染性紅斑 | 33 | 16 | 21 | 19 |
突発性発しん | 29 | 23 | 28 | 18 |
ヘルパンギーナ | 149 | 194 | 280 | 181 |
流行性耳下腺炎 | 5 | 3 | 7 | 4 |
急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
流行性角結膜炎 | 2 | 2 | 4 | 0 |
クラミジア肺炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
細菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
マイコプラズマ肺炎 | 5 | 0 | 2 | 0 |
無菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
感染性胃腸炎(ロタウイルス) | 0 | 0 | 0 | 0 |
月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 6月 |
性器クラミジア感染症 | 28 |
性器ヘルペスウイルス感染症 | 9 |
尖圭コンジローマ | 4 |
淋菌感染症 | 6 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | 36 |
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 | 5 |
薬剤耐性緑膿菌感染症 | 0 |
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病原体情報
2019年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら
全国的な感染症の情報は、
国立感染症研究所感染症情報センターの
感染症発生動向調査週報
を御覧下さい。
※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。