山口県の感染症週報

平成30年(2018年)4月23日～4月29 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：第11週追加　1例（柳井）

　　　　第16週追加　1例（防府）

　　　　第17週　6例（下関2例、岩国、山口、防府、萩）

【4類感染症】

・重症熱性血小板減少症候群：1例（柳井）

【5類感染症】

・梅毒：1例（宇部）

・播種性クリプトコックス症：1例（宇部）

・百日咳：2例（山口、宇部）　咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患

・インフルエンザ：前週は増加がみられましたが、今週は多くの地域で報告数が減少しています。迅速検査診断結果でA型陽性が53例、B型陽性が7例、A型、B型共に陽性が0例、臨床診断・型不明が16例ありました。また、入院例が周南で2例、宇部で2例ありました。

・RSウイルス感染症：岩国、萩で発生が多い状況です。

・流行性耳下腺炎：萩で増加し、注意報レベルとなりました。

[注意報レベル：萩（1週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・重症熱性血小板減少症候群（SFTS）：SFTSウイルス（検体採取週　第17週）が検出されました。