山口県の感染症週報

平成30年第18週

平成30年(2018年)4月30日～5月6 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：第17週追加　1例（萩）

　　　　第18週　1例（宇部）

【5類感染症】

・急性脳炎：1例（宇部）

・侵襲性肺炎球菌感染症：1例（宇部）

・百日咳：第17週追加　1例（山口）　

　　　　　第18週　5例（山口3例、宇部2例）咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患

・インフルエンザ：県全体の定点あたり報告数は流行期の目安である1.0を下回りました。県内各地で発生が散発していますので、引き続き注意が必要です。迅速検査診断結果でA型陽性が20例、B型陽性が7例、A型、B型共に陽性が0例、臨床診断・型不明が5例ありました。また、入院例が周南で1例、山口で2例、宇部で1例ありました。

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患（報告数）
疾患名	15週	16週	17週	18週
インフルエンザ	114	155	80	32
RSウイルス感染症	20	15	25	9
咽頭結膜熱	8	23	29	19
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	150	160	185	82
感染性胃腸炎	240	274	332	235
水痘	10	33	9	15
手足口病	6	20	10	11
伝染性紅斑	0	3	1	1
突発性発しん	40	32	24	12
ヘルパンギーナ	2	0	3	0
流行性耳下腺炎	15	8	12	6
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	2	4	7	5
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	1	0
マイコプラズマ肺炎	0	0	3	1
無菌性髄膜炎	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ロタウイルス）	12	14	9	3

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	4月
性器クラミジア感染症	16
性器ヘルペスウイルス感染症	6
尖圭コンジローマ	3
淋菌感染症	5
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	40
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	8
薬剤耐性緑膿菌感染症	0

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病原体情報

平成30年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス）についてはこちら
 診断名別病原体情報（ウイルス）についてはこちら
 病原体情報（細菌）についてはこちら

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。