山口県の感染症週報

平成30年(2018年)3月19日～3月25 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核：2例（岩国、宇部）

【5類感染症】

・侵襲性肺炎球菌感染症：1例（岩国）

・水痘（入院例）：1例（宇部）

・梅毒：第11週追加　1例（下関）

　　　　第12週　3例（下関、山口、宇部）

・百日咳：4例（山口）　咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

・麻しん：1例（下関）

定点把握疾患

・インフルエンザ：多くの地域で報告数が減少しています。迅速検査診断結果でA型陽性が163例、B型陽性が113例、A型、B型共に陽性が0例、臨床診断・型不明が14例ありました。

・RSウイルス感染症：岩国で発生が多い状況です。

・咽頭結膜熱：岩国で警報レベルが続いています。

[警報レベル：岩国（7週目）] ^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報

・麻しん：麻しんウイルスD8型（検体採取週　第12週）が検出されました。

・インフルエンザ：インフルエンザウイルスA/H1pdm09型（検体採取週　第7週）、インフルエンザウイルスA/H3亜型（検体採取週　第8週）インフルエンザウイルスB型山形系統（検体採取週　第5、9週）が検出されました。

・感染性胃腸炎：ノロウイルスGI.7型（検体採取週　第8週）、ノロウイルスGII.4型（検体採取週　第7週）、A群ロタウイルスG3型（検体採取週　第8週）が検出されました。