山口県の感染症週報

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平成30年第11週

平成30年(2018年)3月12日〜3月18 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:5例(下関2例、岩国、宇部2例)

【4類感染症】
A型肝炎:1例(山口)

【5類感染症】
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(宇部)
侵襲性肺炎球菌感染症:1例(岩国)
百日咳:第9週追加 1例(下関)
      第11週 1例(山口)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で報告数が定点あたり6.81となり、警報終息基準値である10を下回り警報が解除となりましたが、岩国、長門では依然として警報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が175例、B型陽性が258例、A型、B型共に陽性が0例、臨床診断・型不明が30例ありました。
[警報レベル:岩国(9週目)、長門(9週目)]
RSウイルス感染症:下関、岩国、防府、宇部で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:岩国で警報レベルが続いています。
[警報レベル:岩国(6週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
RSウイルス感染症:RSウイルス(検体採取週 第9週)が検出されました。
A型肝炎:A型肝炎ウイルスTA型(検体採取週 第11週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名8週9週10週11週
インフルエンザ18441203828463
RSウイルス感染症27426060
咽頭結膜熱22192326
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎174131133161
感染性胃腸炎249236295310
水痘7886
手足口病2624
伝染性紅斑1100
突発性発しん12262211
ヘルパンギーナ0110
流行性耳下腺炎2826
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎7222
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎1000
マイコプラズマ肺炎1011
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)6724

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症20
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ2
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症31
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。