山口県の感染症週報

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平成29年第52週

平成29年(2017年)12月25日〜12月31 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:第51週追加 1例(防府)
     第52週 3例(下関2例、周南)

【4類感染症】
A型肝炎:1例(防府)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(宇部)
急性脳炎:第51週追加 1例(宇部)
後天性免疫不全症候群:第51週追加 1例(防府)

定点把握疾患
インフルエンザ:全ての地域で増加し、県全体では注意報レベルが続いています。迅速検査診断結果でA型陽性が1144例、B型陽性が377例、臨床診断・型不明が197例ありました。
[警報レベル:岩国(1週目)、周南(1週目)、防府(3週目)、山口1週目)、注意報レベル:下関(2週目)、柳井(3週目)、宇部(2週目)]
RSウイルス感染症:下関、周南、山口、長門、萩で発生が多い状況です。

感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09型(検体採取週 第49週)、インフルエンザウイルスB型山形系統(検体採取週 第49週)が検出されました。
咽頭結膜熱:アデノウイルス2型(検体採取週 第50週)が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGU.4型(検体採取週 第48、49、50週)、アデノウイルス31型(検体採取週 第48週)、アデノウイルス41型(検体採取週 第48週)、ヒトパレコウイルス1型(検体採取週 第48週)が検出されました。
手足口病:エンテロウイルス71型(検体採取週 第50週)が検出されました。
流行性耳下腺炎:ムンプスウイルス(検体採取週 第50週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名49週50週51週52週
インフルエンザ31180215111718
RSウイルス感染症95788584
咽頭結膜熱23251510
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎133120120102
感染性胃腸炎368363361360
水痘15112213
手足口病25192118
伝染性紅斑0010
突発性発しん23181419
百日咳0100
ヘルパンギーナ1010
流行性耳下腺炎1140398
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎101078
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0001
マイコプラズマ肺炎3314
無菌性髄膜炎0100
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0310

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症21
性器ヘルペスウイルス感染症17
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症6
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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