山口県の感染症週報

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平成29年第27週

平成29年(2017年)7月3日〜7月9 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:4例(柳井、周南、宇部、萩)

【5類感染症】
急性脳炎:1例(宇部)
梅毒:1例(下関)

定点把握疾患
手足口病:多くの地域で増加しており、県全体で警報レベルが続いています。
[警報レベル:防府(5週目)、山口(6週目)、萩(2週目)、下関(2週目)、周南(2週目)、岩国(2週目)]

ヘルパンギーナ:多くの地域で増加しています。夏季に流行するとされる疾患ですので、今後の動向に注意が必要です。

流行性耳下腺炎:山口、防府、萩で警報レベルが続いています。長門で増加し、注意報レベルとなりました。
[警報レベル:山口(6週目)、防府(3週目)、萩(20週目)、注意報レベル:長門(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

感染症発生動向調査における病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09型(検体採取週 第26週 累計7例)、インフルエンザウイルスA/H3型(検体採取週 第26週 累計59例)が検出されました。
感染性胃腸炎:ノロウイルスGU.4型(検体採取週 第23週)が検出されました。
咽頭結膜熱:アデノウイルス1型(検体採取週 第24週)が検出されました。
手足口病:コクサッキーウイルスA6型(検体採取週 第21、23、25週)、エンテロウイルス71型(検体採取週 第22週)が検出されました。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスウイルスA10型(検体採取週 第24、25週)が検出されました。
流行性耳下腺炎:ムンプスウイルス(検体採取週 第22、23週)が検出されました。

病原体検出情報(月報)について 
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定点把握疾患(報告数)
疾患名24週25週26週27週
インフルエンザ108129
RSウイルス感染症5342
咽頭結膜熱28242127
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎168145151126
感染性胃腸炎314314270201
水痘1617107
手足口病109161289407
伝染性紅斑2141
突発性発しん44322523
百日咳4150
ヘルパンギーナ423992167
流行性耳下腺炎39734444
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎8320
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1120
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)1000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症19
性器ヘルペスウイルス感染症12
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症41
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症3
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



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病原体情報

平成29年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。