山口県の感染症週報

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平成26年第37週

平成26年(2014年)9月8日～9月14 日

全数把握疾患

【2類感染症】

・結核： 18例（柳井1、宇部17）。16例は、宇部市内の医療機関における結核集団感染に係る感染者（無症状病原体保有者）です。

定点把握疾患

・RSウイルス感染症：全ての地域で報告があり、特に、萩、周南で多くなっています。秋から冬に流行する疾患であり、今後の動向に注意が必要です。

・手足口病：下関、防府で警報レベルが続いています。
[警報レベル：下関（3週目）、防府（12週目）]^※

・ヘルパンギーナ：萩、周南で警報レベルが続いています。
[警報レベル：萩（2週目）、周南（14週目）]^※

今回の定点医療機関数は、通常より少なくなっています（インフルエンザ定点 67/68、小児科定点 46/47、眼科定点8/9、基幹定点 8/9）。後日追加報告があれば、数値を訂正します。

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患（報告数）
疾患名	34週	35週	36週	37週
インフルエンザ	1	2	0	0
RSウイルス感染症	16	25	84	105
咽頭結膜熱	14	10	15	20
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	52	56	72	84
感染性胃腸炎	182	146	165	144
水痘	25	23	30	16
手足口病	94	130	128	114
伝染性紅斑	2	5	2	1
突発性発しん	29	38	41	36
百日咳	1	1	0	1
ヘルパンギーナ	147	124	110	89
流行性耳下腺炎	3	2	6	4
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	6	3	0	3
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	0	1	2	3
無菌性髄膜炎	0	0	0	0
感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	8月
性器クラミジア感染症	20
性器ヘルペスウイルス感染症	7
尖圭コンジローマ	3
淋菌感染症	9
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	47
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	5
薬剤耐性緑膿菌感染症	0
薬剤耐性アシネトバクター感染症	0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。