山口県の感染症週報

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平成25年第9週

平成25年(2013年)2月25日〜3月3 日

◇【2類感染症】
結核: 第7週追加:1例(周南)。 第8週追加:2例(下関、山口)。 第9週:2例(周南、長門)。

◇【5類感染症】
風しん: 第9週:1例(周南)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 報告数は第4週をピークに3週連続で減少していましたが、先週に引き続き今週も増加しました。 県内全域で流行が続いていますので、注意が必要です。 迅速検査では、A型826例、B型408例、臨床診断152例で、B型の割合が増加しています。 また当所で、第8、9週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が4例、B型が2例、AH1pdmが2例検出されています。 【警報レベル=岩国(7週目)、周南(6週目)、下関(6週目)、柳井(6週目)、長門(6週目)。 注意報レベル=防府(7週目)、山口(8週目)、宇部(2週目)、萩(7週目)。】

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 山口、防府からの報告が目立ちます。
【警報レベル=山口(6週目)】

感染性胃腸炎: 萩は警報レベルが続いています。
【警報レベル=萩(2週目)】

水痘: 周南はさらに増加し注意報レベルとなりました。
【注意報レベル=周南(新)】

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定点把握疾患(報告数)
疾患名6週7週8週9週
インフルエンザ1663119612971386
RSウイルス感染症41445141
咽頭結膜熱101488
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎139121133126
感染性胃腸炎423440481460
水痘101809089
手足口病1610
伝染性紅斑2332
突発性発しん29293029
百日咳0000
ヘルパンギーナ2133
流行性耳下腺炎10357
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4012
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0010
マイコプラズマ肺炎8221
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名2月
性器クラミジア感染症22
性器ヘルペスウイルス感染症14
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症8
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症38
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症9
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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