山口県の感染症週報

平成25年第5週

平成25年(2013年)1月28日～2月3 日

【2類感染症】
・結核：第2週追加：2例（宇部2）。4週追加：2例（下関、宇部）。第5週：1例（宇部）。

定点把握疾患

・インフルエンザ：報告数はやや減少しましたが、引き続き県内全域で流行しています。地域別では岩国以外の地域では減少しましたが、岩国、長門、周南、柳井、下関は警報レベル、山口、萩、防府、宇部は注意報レベルです。迅速検査では、A型1591例、B型83例、臨床診断254例でした。また当所で、第4週、第5週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型）が11例、B型が1例検出されています。
【警報レベル＝岩国（3週目）、周南（2週目）、長門（2週目）、柳井（2週目）、下関（2週目）。注意報レベル＝山口(4週目）、萩(3週目）、防府(3週目）、宇部（2週目）。】^※

・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎：山口、防府からの報告が目立ちます。
【警報レベル＝山口（2週目）】^※

^※警報レベル・注意報レベルの基準値について詳細はこちら

定点把握疾患（報告数）
疾患名	2週	3週	4週	5週
インフルエンザ	598	1268	2165	1928
RSウイルス感染症	60	60	71	60
咽頭結膜熱	13	8	16	17
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	134	110	188	118
感染性胃腸炎	476	407	445	471
水痘	164	95	116	82
手足口病	8	7	6	0
伝染性紅斑	5	3	1	5
突発性発しん	38	34	30	34
百日咳	0	0	0	0
ヘルパンギーナ	1	0	4	2
流行性耳下腺炎	13	8	3	8
急性出血性結膜炎	0	0	0	0
流行性角結膜炎	5	0	2	1
クラミジア肺炎(オウム病を除く)	0	0	0	0
細菌性髄膜炎	0	0	0	0
マイコプラズマ肺炎	3	3	2	4
無菌性髄膜炎	0	0	0	0

月単位報告定点把握疾患（報告数）
疾患名	1月
性器クラミジア感染症	22
性器ヘルペスウイルス感染症	9
尖圭コンジローマ	2
淋菌感染症	7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症	57
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症	15
薬剤耐性緑膿菌感染症	0
薬剤耐性アシネトバクター感染症	0

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病原体情報

平成25年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス）についてはこちら
 診断名別病原体情報（ウイルス）についてはこちら
 病原体情報（細菌）についてはこちら

全国的な感染症の情報は、国立感染症研究所感染症情報センターの感染症発生動向調査週報を御覧下さい。