山口県の感染症週報

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平成25年第2週

平成25年(2013年)1月7日〜1月13 日

◇【2類感染症】
結核: 第1週追加:1例(山口)。  第2週:2例(岩国2)。

◇【5類感染症】
後天性免疫不全症候群:  第2週:1例(岩国)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 第52週(2012年12/24〜12/30)に流行シーズン入りし、報告数はさらに急増しています。 地域別でも多くの地域で流行しており、特に岩国、周南、山口が多くみられます。 迅速検査では、A型530例、B型29例、臨床診断39例でした。 また当所で、第52週、第1週の検体についてPCR検査を行った結果、AH3(香港型)が3 例検出されています。 今後さらに増加することが予想されますので注意が必要です。
【注意報レベル=岩国(新)、周南(新)、山口(新)】

感染性胃腸炎: 第49週(12/3〜12/9)のピーク時に比べて減少していますが、引き続き注意が必要です。
【警報レベル=周南(8週目)】

水痘: 第44週(10/29〜11/4)以降急増し、今週はさらに増加して多い状況です。 地域別では、長門、萩、周南、防府が多くみられます。 12月から7月にかけて多くみられる疾患ですので、注意が必要です。
【警報レベル=長門(3週目)、注意報レベル=萩(3週目)、周南(2週目)、防府(2週目)】

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名51週52週1週2週
インフルエンザ52103171598
RSウイルス感染症89634160
咽頭結膜熱3220413
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎18413961134
感染性胃腸炎947508315476
水痘134128153164
手足口病51178
伝染性紅斑0215
突発性発しん24241238
百日咳0000
ヘルパンギーナ5111
流行性耳下腺炎174513
急性出血性結膜炎1000
流行性角結膜炎4305
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎4853
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名12月
性器クラミジア感染症16
性器ヘルペスウイルス感染症19
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症7
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症61
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症14
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。