山口県の感染症週報

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平成24年第42週

平成24年(2012年)10月15日〜10月21 日

◇【2類感染症】
結核: 第40週追加:1例(周南)。 第42週:3例(周南、宇部、萩)。 

◇【3類感染症】
細菌性赤痢: 第42週:1例(長門)。

◇【5類感染症】
梅毒: 第42週:1例(宇部)。
クロイツフェルト・ヤコブ病: 第42週:1例(柳井)。

定点把握疾患

インフルエンザ: 長門から1例報告がありました。

RSウイルス感染症: 例年冬期に流行がみられますが、今年は流行時期がかなり早い状況です。 第34週(8/20〜8/26)から第38週(9/17〜9/23)まで急激に増加しましたが、 先週と今週は2週続けて減少しました。 全国の第40週の報告数は2003年以降最多でしたが、第41週は減少しています。 引き続き特に乳幼児を中心に注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎: 増加傾向がみられます。
【警報レベル=山口(4週目)】

マイコプラズマ肺炎: 報告数は多く13例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

無菌性髄膜炎: 下関から1例報告がありました。年齢は6歳で原因病原体は不明です。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名39週40週41週42週
インフルエンザ0221
RSウイルス感染症158162111101
咽頭結膜熱2503
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎9310996142
感染性胃腸炎132148174177
水痘18241936
手足口病4202
伝染性紅斑2522
突発性発しん35494351
百日咳2021
ヘルパンギーナ24141110
流行性耳下腺炎1912135
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎4512
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎1391113
無菌性髄膜炎0101

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名9月
性器クラミジア感染症23
性器ヘルペスウイルス感染症11
尖圭コンジローマ5
淋菌感染症3
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症46
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症13
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。