山口県の感染症週報

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平成24年第27週

平成24年(2012年)7月2日〜7月8 日

◇【2類感染症】
結核: 第26週追加:1例(萩)。

◇【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症: 第27週:2例〔いずれも下関(下関市内の福祉施設での集団発生) O157;VT1VT2型〕。

◇【4類感染症】
レジオネラ症: 第27週:1例(岩国)。

定点把握疾患

咽頭結膜熱: 長門は警報レベルです。
【警報レベル=長門(新)】

伝染性紅斑: 萩と周南のみから報告がありました。萩は警報レベルが続いています。
【警報レベル=萩(4週目)】

百日咳: 報告数がやや多く5例でした。
【警報レベル=長門(新)】

ヘルパンギーナ: 増加傾向が続いており、今週警報レベルとなりました。地域別では防府、周南、山口につづいて、萩、長門も警報レベルとなりました。 当所の検査では、コクサッキーウイルスA2型が5例、コクサッキーウイルスA4型が1例検出されています。 例年夏季に流行する疾患ですので注意が必要です。 (詳細はこちら)。
【警報レベル=周南(3週目)、萩(新)、長門(新)、山口(2週目)、防府(4週目)】

流行性耳下腺炎: 長門で警報レベルが長期間続いていましたが、今週は警報レベルの終息基準値を下回りました。

マイコプラズマ肺炎: 報告数は多く18例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。

◇ 平成24年7月13日 に追加報告がありましたので一部修正しました。

警報レベル・注意報レベルの基準値について 詳細はこちら

定点把握疾患(報告数)
疾患名24週25週26週27週
インフルエンザ0000
RSウイルス感染症3122
咽頭結膜熱129715
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎131117160112
感染性胃腸炎339261225214
水痘48432732
手足口病91069
伝染性紅斑11172116
突発性発しん39404546
百日咳2135
ヘルパンギーナ118184258313
流行性耳下腺炎22442424
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎3524
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎64318
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名6月
性器クラミジア感染症19
性器ヘルペスウイルス感染症6
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症10
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症56
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症18
薬剤耐性緑膿菌感染症0
薬剤耐性アシネトバクター感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。