山口県の感染症週報

【2類感染症】
・結核： 第19週追加：1例(岩国）。 第20週追加：1例(岩国）。 第21週：9例（下関3例、岩国3例、防府2例、宇部1例）。

【3類感染症】
・腸管出血性大腸菌感染症： 第21週：1例(宇部　O157;VT1VT2）。

【5類感染症】
・梅毒： 第21週：1例(宇部）。

・インフルエンザ： 多くの地域では患者報告がみられなくなっていますが（迅速検査で、A型1例、B型10例、臨床診断3例）、山陽小野田市では5月28日に学年閉鎖をした小学校があります(迅速検査で、B型が7例検出されました）。

・水痘： 岩国は再び、柳井は新たに注意報レベルとなりました。
【注意報レベル＝岩国（新）、柳井(新）】^※

・百日咳： 報告数がやや多くみられます。

・ヘルパンギーナ： 萩、宇部からの報告が目立ちます。 例年夏季に流行する疾患ですので今後の動向に注意が必要です。

・流行性耳下腺炎： 長門は警報レベルが続いています。
【警報レベル＝長門（25週目）】^※

・細菌性髄膜炎： 岩国から1例報告がありました。年齢は70代で、肺炎球菌が検出されています。

・マイコプラズマ肺炎： 報告数はやや多く9例でした。全国的にも例年と比較して多い状況が続いていますので注意が必要です。