山口県の感染症週報

【2類感染症】
・結核： 第41週追加：1例（下関）。 第42週：2例（柳井、長門）。

【5類感染症】
・後天性免疫不全症候群： 第41週追加：1例（宇部）。
・アメーバ赤痢： 第42週：1例（長門）。

・インフルエンザ： 患者発生報告が、柳井、岩国、周南からありました。 迅速検査では、A型陽性39例、臨床診断10例でした。

・RSウイルス感染症： 依然として過去4年間の同時期と比較して多い状況で推移しています。 全国的にも例年と比較して多い状況ですので注意が必要です。

・感染性胃腸炎： 増加傾向が見られます。特に周南では急増し、今週警報レベルの開始基準値を上回りました。 冬季はウイルスを原因とした感染性胃腸炎が流行しやすいので今後の動向に注意が必要です。
【警報レベル＝周南】^※

・手足口病： 今期は大流行しましたが、先週県全体として警報レベルの終息基準値を下回りました。 今週警報レベル継続地域は長門のみとなりました。
【警報レベル＝長門】^※

・伝染性紅斑： 長門は過去4年間の同時期と比較して4年ぶりに多い状況が続いています。
【警報レベル＝長門】^※

・流行性耳下腺炎： 下関ではやや多い状況がみられます。
【注意報レベル＝下関】^※

・マイコプラズマ肺炎： 報告数が多い状況です。全国的にも例年と比較してかなり多い状況で、 マクロライド耐性菌の報告がありますので注意が必要です。 詳細はこちら

平成23年11月8日 に追加報告がありましたのでデータの一部を修正しました。