・インフルエンザ:
報告数は先週から7例増え28例でした。
地域別には県東部(岩国、柳井)からの報告が目立ちます。
迅速検査では下関2例はいずれもB型陽性ですが、その他の地域ではほぼA型陽性です。
(A型陽性:24例、B型陽性:2例、不明:2例)。
また定点把握とは別に当所の検査で、周南の検体からA/H1N1pdmが検出されています。
・RSウイルス感染症:
第47週から急増し、
平成18年以降の同時期と比較すると最多の水準です。
地域別には、柳井、周南、下関、防府が多い状況です。
例年第47週ごろから急増し、年末年始にピークとなる傾向がありますので引き続き注意が必要です。
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:
第39週から増加し、多い状態が続いています。
地域別には、萩、山口、下関が依然として警報レベルの状態です。
【* 警報レベル=萩、山口、下関。】
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・感染性胃腸炎:
第41週以降急増し、第46週に警報レベルの開始基準値を上回ったため
11月26日付けで全県に流行発生警報が発令されました。
第48週をピークに3週連続で減少していますが、依然として警報レベルの状態です。
地域別には、
今週山口が警報レベルの終息基準値を下回りましたが、
長門、防府、萩、周南は依然として多い状態です。
冬季にはウイルス性の感染性胃腸炎が流行しやすいので
引き続き注意が必要です。
原因病原体としては、
当所の検査でノロウイルスが検出されています。
【* 警報レベル=長門、柳井、萩、周南、岩国。】
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・水痘:
第39週以降増加し、平成18年以降の同時期と比較すると多い状況です。
地域別には、今週山口が警報レベルの終息基準値を下回りましたが、萩は依然として警報レベルの状態です。
また、防府からの報告も目立ちます。
【* 警報レベル=萩。注意報レベル=防府。】
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・流行性耳下腺炎:
第31週をピークに長期的には減少しています。
【* 警報レベル=山口、岩国。】