・インフルエンザの報告数は12件増加しました。全報告数51件中、下関38件、長門10件と県西部での報告が目立ちます。また、山陽小野田市の学校では学級閉鎖がありました。下関の検体からB型が検出されています。
・感染性胃腸炎は先週と同程度の報告がありました。比較的多い地域(定点あたり12以上)は、多い順に長門、萩、周南です。原因病原体としてはロタウイルスの報告数が増加しています。
・水痘の報告数は全体としては減少しましたが、萩地域は定点あたり10.0と警報レベル(定点あたり7以上)を超えています。
・手足口病はひきつづき増加傾向にあります。今週は30件増えて104件となりました。
比較的多い地域(定点あたり2以上)は、多い順に岩国、周南、防府、下関、柳井、宇部となっています。
先週は県東部からの報告が目立ちましたが、今週は比較的多い地域が広がっています。
また、例年に比べて多い状態です。今後の動向に注意が必要です。
・流行性耳下腺炎は今週は減少し、14週と同レベルになりました。
地域としては、萩と山口からの報告が多い状態です。いずれも先週よりは減少したものの、萩は定点あたり6.0(警報レベル)、山口は3.2(注意レベル)という状態です。
・流行性結膜炎が柳井から4件報告がありました。
柳井地域は定点あたり4.0と注意レベルです。