山口県の感染症週報

平成21年第47週


平成21年(2009年)11月16日〜11月22 日

1、4類感染症:報告はありませんでした。

2類感染症:結核 4例(岩国2、山口2)

3類感染症:腸管出血性大腸菌感染症 1例(山口)O91、VT1+

5類感染症:
後天性免疫不全症候群 1例(下関)無症状病原体保有者

バンコマイシン耐性腸球菌感染症 44週 1例(下関)

新型インフルエンザによる県内医療機関への入院 41例(下関6、岩国5、周南15、防府3、宇部8、長門3、萩1)

定点把握疾患

 インフルエンザの報告数は、増加が続いています。 最も多い地域は下関で、流行の始まりが遅かった長門・萩でも急増しています。 防府・山口では少し減少しました。 インフルエンザ様疾患による学級閉鎖等は、47週には全ての地域でありました。

 RSウイルス感染症の報告数は、先週より増加しました。萩・宇部で増加しています。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は、先週より増加しました。山口で多い状態、岩国でやや多い状態です。

 水痘の報告数は、先週より増加しました。長門で多い状態です。

 流行性耳下腺炎の報告数は、先週より減少しましたが、萩でやや多い状態が続いています。


定点把握疾患(報告数)
疾患名44週45週46週47週
インフルエンザ1316198034564566
RSウイルス感染症14232431
咽頭結膜熱7498
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎134147129137
感染性胃腸炎159140116103
水痘31603768
手足口病99118
伝染性紅斑5021
突発性発しん37215130
百日咳1012
ヘルパンギーナ1316167
流行性耳下腺炎30222113
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1011
クラミジア肺炎(オウム病を除く)0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎3812
無菌性髄膜炎0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名10月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症15
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症13
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症56
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症10
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。