山口県の感染症週報

1、3、4類感染症：報告はありませんでした。

2類感染症：結核 4例（下関2、防府2）

5類感染症：急性脳炎 2週 1例（宇部、14歳、インフルエンザ）

　インフルエンザが急増しています。全ての地域で増加し、 特に岩国・下関・柳井・山口・長門・萩・周南で多発しています。 インフルエンザが原因の急性脳炎が報告されています。インフルエンザで、脳炎・脳症・肺炎 を起こし重症化する例はごく一部ですが、乳幼児や高齢者は注意が必要です。 ウイルス検査では、A/H1亜型（ソ連型）・A/H3亜型（香港型）・B型が検出されています。 今シーズン一度かかった人も、型が違うウイルスに出会えば再度かかる可能性があります。

　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、山口・岩国・周南で多くみられました。

　感染性胃腸炎は、萩で多く見られました。

　水痘は、山口で多く見られました。