山口県の感染症週報
平成21年第22週
平成21年(2009年)5月25日〜5月31
日
-
-
1、3、4類感染症:報告はありませんでした。
2類感染症:結核
20週追加 4例(下関4)、
22週 2例(山口2)
5類感染症:
後天性免疫不全症候群 18週 1例(下関)
梅毒 1例(宇部)
山口県で初めての新型インフルエンザの発生がありました。6月2日診断(23週)。
患者は米国在住の日本人で、5月29日に帰国し、萩市の実家に滞在中でした。
6月3日、実家家族1名も新型インフルエンザと診断されました。
-
定点把握疾患
-
インフルエンザの報告数は先週より減少しましたが、今の時期にしてはやや多い状態です。
最も多い地域は柳井です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、先週より減少しましたが、山口では多い状態です。
感染性胃腸炎は、先週と同程度です。萩で多い状態、長門でやや多い状態です。
水痘は、先週より少し増加しました。岩国でやや多い状態です。
|
定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 19週 | 20週 | 21週 | 22週 |
インフルエンザ | 144 | 159 | 135 | 101 |
RSウイルス感染症 | 3 | 5 | 4 | 4 |
咽頭結膜熱 | 8 | 9 | 13 | 16 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 91 | 107 | 141 | 121 |
感染性胃腸炎 | 352 | 434 | 407 | 396 |
水痘 | 56 | 94 | 75 | 96 |
手足口病 | 3 | 1 | 2 | 1 |
伝染性紅斑 | 10 | 5 | 8 | 8 |
突発性発しん | 18 | 41 | 30 | 45 |
百日咳 | 1 | 1 | 4 | 1 |
ヘルパンギーナ | 2 | 6 | 14 | 12 |
流行性耳下腺炎 | 6 | 9 | 8 | 13 |
急性出血性結膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
流行性角結膜炎 | 0 | 2 | 5 | 3 |
クラミジア肺炎(オウム病を除く) | 0 | 0 | 0 | 1 |
細菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
マイコプラズマ肺炎 | 6 | 5 | 6 | 5 |
無菌性髄膜炎 | 0 | 0 | 0 | 0 |
月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名 | 4月 |
性器クラミジア感染症 | 21 |
性器ヘルペスウイルス感染症 | 10 |
尖圭コンジローマ | 3 |
淋菌感染症 | 6 |
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 | 63 |
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 | 11 |
薬剤耐性緑膿菌感染症 | 1 |
地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)・
地域(保健所)別のページ(報告数)・
年齢別のページ・
法以外の届出のページ・
推移グラフのページ
前週(第21週)←
→
次週(第23週)
全国的な感染症の情報は、
国立感染症研究所感染症情報センターの
感染症発生動向調査週報
を御覧下さい。