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■  山口県内におけるノロウイルス胃腸炎集団発生事例および市販生食用カキの汚染状況

[15.考察とまとめ(1)] page15

 市販カキから検出された遺伝子タイプは多様でした。 1ロット中のカキのノロウイルスの量や遺伝子タイプに個体差が見られたことから、適切な検査個数の検討が必要と考えられました。

 03/04年は12〜3月の市販カキのノロウイルス陽性率が低く、二枚貝事件も減少していました。この時期の市販カキの陽性率と二枚貝事件の発生の関連性が示唆されました。

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 1.はじめに
 2.調査対象
 3.検査方法
 4.ノロウイルス キャプシド領域遺伝子検出用プライマ
 5.1ロット中のカキのノロウイルス定量値分布
 6.市販生食用カキ月別ノロウイルス汚染状況
 7.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(01/02年)
 8.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(02/03年)
 9.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(03/04年)
 10.市販カキのノロウイルス分子系統樹
 11.非二枚貝事件
 12.二枚貝事件(01/02年)
 13.二枚貝事件(02/03、03/04年)
 14.カキ(6)事件検食のノロウイルス定量結果
 15.考察とまとめ(1)
 16.考察とまとめ(2)