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■  山口県内におけるノロウイルス胃腸炎集団発生事例および市販生食用カキの汚染状況

[1.はじめに] page1

 ノロウイルスは小児の感染性胃腸炎のみならず、食中毒ウイルスとしても大変メジャーな病原体となってきており、発生の予防、感染拡大の防止には食中毒、感染症の両方を視野に入れた対応が必要となります。ノロウイルスの主要な感染源とされるカキとノロウイルス胃腸炎の流行の関連を明らかにし食中毒、感染症の解析に資するため、市販生食用カキ、集団発生事例、小児散発事例について調査を行いました。

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 1.はじめに
 2.調査対象
 3.検査方法
 4.ノロウイルス キャプシド領域遺伝子検出用プライマ
 5.1ロット中のカキのノロウイルス定量値分布
 6.市販生食用カキ月別ノロウイルス汚染状況
 7.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(01/02年)
 8.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(02/03年)
 9.市販生食用カキ汚染状況と二枚貝事件発生(03/04年)
 10.市販カキのノロウイルス分子系統樹
 11.非二枚貝事件
 12.二枚貝事件(01/02年)
 13.二枚貝事件(02/03、03/04年)
 14.カキ(6)事件検食のノロウイルス定量結果
 15.考察とまとめ(1)
 16.考察とまとめ(2)