山口県の感染症週報

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令和5年(2023年)第20週

令和5年5月15日〜5月21 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:5例(下関2、山口1、防府2)
【3類感染症】
腸管出血性大腸菌感染症:1例(防府)
【4類感染症】
SFTS(重症熱性血小板減少症候群):2例(柳井1、周南1)
日本紅斑熱:1例(下関)
レジオネラ症:1例(岩国)
【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:1例(周南)
急性脳炎:1例(岩国)
劇症型溶血性レンサ球菌感染症:1例(山口)
後天性免疫不全症候群:1例(防府)
梅毒:1例(宇部)、第19週追加 2例(下関1、周南1)

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体では報告数は減少しましたが、一部の地域で報告数が増加しました。迅速検査診断結果でA型陽性が20例、臨床診断・型不明が96例ありました。
RSウイルス感染症:県全体で発生が多い状況です。下関、岩国、周南、防府、宇部、萩で発生が多い状況です。
新型コロナウイルス感染症:臨時休業報告及び集団発生報告の状況はこちら

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病原体検出等情報
・腸管出血性大腸菌O26:Hg11 VT1産生(検体採取週 第20週)
・SFTSウイルス(検体採取週 第19、20週):血液から(SFTS疑い)
・インフルエンザウイルスA/H3亜型(A/香港型)(検体採取週 第19週):咽頭ぬぐい液から
・パラインフルエンザウイルス3(検体採取週 第16週):咽頭ぬぐい液から(RSウイルス感染症疑い)
・パラインフルエンザウイルス4(検体採取週 第14、19週):咽頭ぬぐい液から(RSウイルス感染症疑い)
・ライノウイルスA(検体採取週 第15、19週):咽頭ぬぐい液から(RSウイルス感染症疑い)
・アデノウイルス2(検体採取週 第16週):咽頭ぬぐい液から(ヘルパンギーナ)
・コクサッキーウイルスA2(検体採取週 第14、16週):咽頭ぬぐい液から(RSウイルス感染症疑い、ヘルパンギーナ)
・ヒトメタニューモウイルス(検体採取週 第18週):咽頭ぬぐい液(RSウイルス感染症疑い)

定点把握疾患(報告数)
疾患名17週18週19週20週
インフルエンザ110101126116
新型コロナウイルス感染症102148
RSウイルス感染症547296196
咽頭結膜熱7787
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎31284746
感染性胃腸炎201140200233
水痘3392
手足口病2177
伝染性紅斑1111
突発性発しん22102117
ヘルパンギーナ19254454
流行性耳下腺炎2111
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎1232
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎0000
無菌性髄膜炎0000
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名4月
性器クラミジア感染症30
性器ヘルペスウイルス感染症7
尖圭コンジローマ6
淋菌感染症12
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症25
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症0
薬剤耐性緑膿菌感染症0

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病原体情報

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全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症疫学センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。