山口県の感染症週報

週報概要はこちら   

2019年第52週

2019年12月23日〜12月29 日

 
全数把握疾患
【2類感染症】
結核:7例(下関1例、周南1例、防府1例、宇部3例、萩1例)

【5類感染症】
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症:2例 (山口)
急性脳炎:1例(山口)
ジアルジア症:第51週追加 1例(防府)
梅毒:第51週追加 1例(山口)
百日咳:1例(宇部) 咳が長引く場合は早めに医療機関を受診してください。予防接種の対象者で、まだ接種をしていないお子様は早めに接種を行ってください。

定点把握疾患
インフルエンザ:県全体で警報レベルが続いています。
医療機関からの報告では、迅速検査診断結果でA型陽性が1766例、B型陽性が30例、臨床診断・型不明が123例ありました。
[注意報レベル:宇部(5週目)]
[警報レベル:下関(2週目)、岩国(3週目)、柳井(2週目)、周南(3週目)、防府(3週目)、山口(3週目)、長門(4週目)、萩(2週目)]
RSウイルス感染症:下関、岩国、防府、山口で発生が多い状況です。
咽頭結膜熱:萩で警報レベルが続いています。
[警報レベル:萩(5週目)]
水痘:山口で注意報レベルとなりました。
[注意報レベル:山口(1週目)]
伝染性紅斑:下関で警報レベルとなりました。
[警報レベル:下関(1週目)]

警報レベル・注意報レベルの基準値について  詳細はこちら

病原体検出情報
インフルエンザ:インフルエンザウイルスA/H1pdm09亜型(検体採取週 第50、51、52週)が検出されました。

定点把握疾患(報告数)
疾患名49週50週51週52週
インフルエンザ1061214027782572
RSウイルス感染症16344548
咽頭結膜熱40273426
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎8611511085
感染性胃腸炎247371384425
水痘12132116
手足口病25152412
伝染性紅斑18242331
突発性発しん14181420
ヘルパンギーナ3222
流行性耳下腺炎0444
急性出血性結膜炎0000
流行性角結膜炎8232
クラミジア肺炎0000
細菌性髄膜炎0000
マイコプラズマ肺炎8443
無菌性髄膜炎0001
感染性胃腸炎(ロタウイルス)0000

月単位報告定点把握疾患(報告数)
疾患名11月
性器クラミジア感染症27
性器ヘルペスウイルス感染症8
尖圭コンジローマ3
淋菌感染症4
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症23
ペニシリン耐性肺炎球菌感染症8
薬剤耐性緑膿菌感染症0

地域(保健所)別のページ(定点あたり報告数)地域(保健所)別のページ(報告数)
年齢別のページ法以外の届出のページ推移グラフのページ 全数把握疾患のページ



前週(第51週)← →次週(第1週)

病原体情報

2019年1月から12月の病原体情報一覧(ウイルス)についてはこちら
診断名別病原体情報(ウイルス)についてはこちら
病原体情報(細菌)についてはこちら


全国的な感染症の情報は、 国立感染症研究所感染症情報センター感染症発生動向調査週報 を御覧下さい。 ※百日咳は2018.1.1から全数把握感染症(5類感染症)に変更されました。